検察は16日、3月28日に発生したネーション社封鎖抗議事件に絡んで、抗議活動を主導したタクシン支持派の貧困者キャラバン及びタクシー運転手団体の幹部6人を軟禁・脅迫等で刑事起訴しました。 問題となった事件は、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏の王室を侮辱したと思われる発言を掲載した、タクシン政権に批判的な論調の記事を頻繁に掲載していたコム・チャット・ルック紙に対して謝罪及び新聞の廃刊を要求する為に行われたもので、最終的に館内に軟禁状態に置かれた社員の安全確保を危惧したネーション社側が記事を掲載した事を謝罪すると共にコム・チャット・ルック紙の編集長の辞任及び一時休刊を約束する事態にまで至りました。(編集長はその後復帰) 尚、コム・チャット・ルック氏側は、その後貧困者キャラバン等に対して謝罪の意を表明したのは、病人や妊婦の社屋外への退出すら認めないキャラバン側の封鎖抗議活動から社員の安全を守る為のやむを得ない措置だったとした上で、キャラバン側の過剰な行動を非難する声明を発表していました。 参考
http://thaina.seesaa.net/article/15661459.html
http://thaina.seesaa.net/article/15764455.html
http://thaina.seesaa.net/article/15836229.html
http://thaina.seesaa.net/article/16106182.html【市民集会の最新記事】
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