国家安全保障評議会のサンスゥン報道官は11日、前日にタクシン前首相が法律顧問のノパドン・パッタマ氏を通して政界引退の意向を伝えた事に関して、国内の政治情勢に良い影響を与える歓迎できるシグナルであるとしたものの、同評議会側の水面下の動きに対する監視を含む治安維持対策方針の見直しに繋がる発言にはならないとの認識を示しました。 また、サンスゥン報道官は、潔癖且つ公明正大な国家の指導者が選挙によって選ばれる事が担保された新憲法を制定する事が国家安全保障評議会側のゴールで、前首相の政界引退は評議会側が希望しているものでは無いと強調すると共に、今後タクシン前首相の発言が与える水面下の動きへの影響を見極めた上で方針を見直す可能性がある事に含みを持たせていました。
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