26日17:30頃、パッタヤーからスワンナプーム国際空港に送り届けたタクシーの運転手が、メーターを使用していなかったとして2,000バーツの罰金を徴収された事に抗議して、タクシー運転手約100人が同空港内の駐車場で抗議活動を開始し、その後参加するタクシー車輌が増え続け同日21時までに千台近くにまでふくれあがり、空港に通じる道路の一部を封鎖して抗議活動を展開しているようです。 どうも、メーターを使用しなかったとの理由で罰金を徴収されたら、通常はメーターを使用しない域外移動の旅客をタクシーに乗せることが出来なくなるという主張だけでなく、新国際空港でも蔓延っている旅客を乗せてきたばかりのタクシーが出国ターミナルで新たな旅客を拾う行為が放置されている事に対する不満が爆発したようです。 因みに、ドーン・ムァン空港時代には、しばしば警備員が出国ターミナルで客を拾ったタクシーから見逃し料として20バーツをコッソリ受け取っているのを目撃しました。 また、タクシー車輌による道路封鎖に不満を覚えた、空港職員送迎用のバスの運転手から罵られたタクシー運転手が、バスに乗り込み喧嘩を仕掛けようとしたところで、バスの運転手が所持していた果物ナイフで切りつけられ左手に軽傷を負うという場面も見られているようです。 26日21時過ぎ現在、所轄警察関係者が人員を投入し付近一帯の警戒作業にあたると共に、抗議側の代表者に警察との話し合いに応じるよう呼びかけているようです。 (タイ時間 26日22:05) * その後警察側が県外移動のタクシーの場合は、乗客と運転手との間に合意がある限りはメーター不使用行為の摘発を猶予すること、またタイ空港社側が7日以内に出国階における乗客を拾う行為等の規制強化方針について社内で詰めることを約束し27日0時までに散会しているようです。尚、タイ航空社側の回答が満足できない場合は抗議活動を再開するとしているようです。
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