南部に拠点を置く情報当局は22日、11月末から12月始めにかけて分離主義組織のBRNコーディネートがヤッラー県内で破壊活動を計画している恐れがあると警告しました。 情報当局筋によると、ヤッラー県内のほぼ全郡内に潜伏しているBRNコーディネートの構成員が、2004年12月にサペーイン・バーソー容疑者が組織の首領に就任して2周年を迎えることに会わせて、11月末頃から12月初旬の間にそれぞれの持ち場でイスラム国家樹立を標榜した破壊行動にでる恐れがあるようです。 BRNは、ヤッラー県内最大の私立イスラム教学校の経営者だった事でも知られるサペーイン・バーソー容疑者を首領とし、パキスタンやサウジアラビア等の神学校で学んだ聖職者等が幹部に名を連ねる組織と見られているようです。
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む