政府は10月31日開かれた定例閣議の席上で、ノンタブリー県知事のプラナーイ・スワンナラット氏を国務省副次官に異動すると共に1年間の任期で1日から正式に復活始動する南部国境県行政センター長に据える人事を決定しました。 尚、南部国境県行政センターに関しては、これまで南部国境県開発センターに名称を変更して復活させる方針であると伝えられていましたが、10月31日の閣議決定時点では旧称がそのまま使われています。 任命を受けたプラナーイ氏は、タクシン政権によって同センターが解体された当時のセンター長で、現枢密院評議員のパラーゴーン・スワンナラット氏の実弟としても知られており、今回の人事に関して、アーリー国務大臣は、プラナーイ氏が元同センター長の実弟で、スムースな業務の引き継ぎが期待できることも重要な判断材料になったことを明らかにしていました。 一方、国家安全保障評議会のプラギット秘書官によると、同センターの副センター長は教育省、農業・協同組合省、国務省、法務省及び国家経済社会開発委員会から各一人ずつ合計5人が選出される予定で、また、センターの管轄地域には従来の南部国境三県に新たにサトゥーン県及び南部国境三県と県境を接するソンクラー県内の4郡が管轄地域に含まれる事になっているようです。
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