タイ国政府観光庁(TAT)は、昨年10月に「アメージング・タイランド」のアンバサダー就任した世界的スター、ブラックピンクのリサを起用した新プロモーションキャンペーンを2026年1月から展開する。「リサ効果」による観光促進が狙い。
カオソッドなどの報道によると、TATのタパニー・キアットパイブール総裁は、東北部ブリーラム県出身のリサが、タイの観光業のイメージと魅力を高めると述べ、世界的注目を集める「リサ効果」に期待を示した。
タパニー氏は、リサに訪問して欲しいと提案する多数のコメントも参考に新広告を制作したと話した。10月にリサのアンバサダー起用を発表して以来、SNSで強い関心と反響を集めたという。
タパニー氏は、タイで撮影したリサのミュージックビデオ「Rockstar」が旅行ブームを巻き起こし、ブリーラムの郷土料理「立ち食い屋台のミートボール」についてリサが語ったことが話題となり、地元住民の収入を押し上げたと指摘。「目に見える経済効果だ」と述べた。