タイ・ラック・タイ党のエーカポン・ラッククワームスック氏は4日、タクシン前暫定首相の党首辞任を受け、同党副党首のヂャートゥロン・チャーイセーン氏が暫定党首に繰り上がり就任した事を明らかにしました。 これは、先にタクシン前党首が暫定党首に指名した同党副党首のスダーラット・ゲーユラパン女史が就任を辞退した事を受けたもの。 尚、スダーラット女史が党を離脱する方向で動いていると噂されている事に関しては、」同党のヂャトゥポン副報道官が事実ではないと否定しているようです。 また、一部報道は、タイ・ラック・タイ党内の消息筋からの情報として、ヂャートゥロン氏も暫定党首の就任に難色を示していると伝えています。 遂に暫定党首のなり手もいなくなり、いよいよ党崩壊現実的になったとの見方も取り沙汰されていますが、エーカポン氏は、既に死に体にあると指摘されている党に関しては、未だ電気・水道代や党職員を食べさせていく事が出来る資金余力があるとした上で、現在は下院議員経験が無かった者が大勢いた2001年と同じ状況でしかなく、また北部・東北部を初めバンコクを地盤とする元下院議員も今後も党に身を委ねる意向を表明しており、将来に渡って党が消滅する事はあり得ないと語っていました。
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