タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信 タイ株　タイ経済情報

　ホテル予約管理プラットフォームのサイトマインダーによると、2026年のタイ人の人気海外旅行先は、引き続き日本がトップになりそうだ。日本への旅行を計画している人は56％で、東京や大阪が上位都市にランクインした。

　プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ人旅行者にとって日本は2026年の人気観光地で、56％が旅行を計画していた。韓国は33％、中国は27％、シンガポールと台湾は13％。

　タイ人旅行者に人気のある都市上位５カ所は、東京42％、ソウルは27％、大阪23％、京都17％、富士山16％。

　タイ人旅行者の64％が、2026年に旅行回数を増やしたいと回答。世界の旅行者の49％を上回った。旅行を減らしたいと回答した人は15％だった。

　旅行需要の増加で、タイ人旅行者の38％が宿泊施設の予約を早め、31％が自宅近くを選択すると回答。調査対象国の中で最も高い割合だった。

　宿泊施設の検索と予約で、タイ人旅行者の27％がオンライン旅行代理店を選択。オンライン旅行ブログは13％で、世界で最も高かった。オンライン予約は、オンライン旅行代理店が最多で47％、次いで検索エンジン22％、ホテル公式サイト・電話・Eメール20％。

　客室タイプ別では、スタンダードルームの選択が最も多く58％。次いでスーペリアルーム24％、デラックスルーム12％。宿泊タイプ別では、ベッド＆ブレクファーストが最多で21％。

　またタイ人旅行者は、他国よりもグルメ体験への支出意欲が高く51％。次いでスパサービス40％、コンサート33％。同時に、ホテルでの飲食料金を前払いする意志のある旅行者は48％以上で、世界平均の40％を上回った。

　一方、タイは2026年もアジア太平洋地域の旅行者の人気観光地になりそうだ。シンガポールの旅行者では5位、インドネシアと中国の旅行者では8位、オーストラリアの旅行者では9位。人気観光都市では、バンコクがシンガポールで6位、インドで7位だった。

　サイトマインダーは、タイや中国、フランス、インド、スペイン、イギリス、米国など14カ国の旅行者1万2000人を対象に調査した。