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　タイの路上で車両が縁石に衝突し、タカタ製エアバッグから金属片が飛び散って運転手が死亡する事故が20日発生した。運輸省陸運局は、同社製エアバッグを搭載した50万台の無償交換を呼び掛けている。

　マティチョンなどの報道によると、同局のソラポン・パイトゥーンポン局長は、複数の車種に搭載されたタカタ製エアバッグに不具合があり、誤作動を起こして激しい爆発が起こる可能性があると話した。

　同局とタイ自動車工業連盟、自動車メーカー14社は共同で、エアバッグの検査と交換のリコール事業を実施。現時点で、対象車種の50万台が点検・修理を受けていないという。

　同局は、対象車種をオンラインサイト「www.checkairbag.com」で確認し、認定サービスセンターで検査と無償交換するよう呼び掛けている。