タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン報道官は23日、民主改革評議会が国家汚職取締委員会委員の人選を終え旧政権関係者の汚職調査に乗り出す構えを見せている事に関して、法律上必要な措置であるとした上で、調査にあたっては法律に基づき公正を旨に調査を進めるよう要請しました。 一方、ヂャトゥポン氏は、22日夜に民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏の公開放送が行われ、番組内で旧政権への批判を繰り返していた行為に対しては、5人以上が集まった政治集会に相当する行為に該当するのではないかと疑問を呈した上で、民主改革評議会に対して一度発令した事に対しては(二重基準を設けず)厳格に運用する姿勢を見せるべきではないかと語り、同評議会に対して不満をのぞかせていました。 また、ヂャトゥポン氏は、今回のクーデターにより、寄り合い所帯だった党内にいるそれぞれの党員の党や幹部に対して抱いていた本心を知る事が出来たと語り、党内に不満の声が噴出していることを臭わせていました。 何でも、ヂャトゥポン氏によると、党に対する不満の声を上げた人物の名前を記録し、"将来に役立てる"つもりらしいです。
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