行政改革団首班のソンティ大将は、外国人記者団との会見の席上で、二週間以内を目標に制定を急いでいる臨時憲法の公布をもって、行政改革団の役割を終え文民政府に権限を委譲し、向こう1年以内に総選挙を実施させる方針を明らかにしました。 ソンティ大将によると、現在首相として最も適切な人物の人選作業を進めており、いずれにしても国王を元首として抱く民主主義体制を愛する人物が就任する事になるとのこと。 また、ソンティ大将は、今後もスラキアット・サティヤンラタイ氏の国連事務総長ポスト就任を支援し、また、28日に予定されている新国際空港の開業も予定通り行う方針を明らかにしていました。 タクシン前暫定首相や一族に関しては、何らかの措置を講じる予定は無く、同じタイ人として帰国を拒む意向は無いこと、またシンガポールのテマセクに売却されたシン社の資産を差し押さえる予定は一切無いことを明らかにしていました。
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