14日8時過ぎ頃、ナコン・シー・タンマラート県内にある刑務所内で、厳しい内規に反感を持った受刑者等が中心に約400人の受刑者が暴動を起こし、刑務所内にいた全ての職員が所外に追い出し刑務所を完全に掌握・占拠した上で3人の職員の更迭を求め抗議活動を展開しましたが、最終的に法務省矯正局側が受刑者の要求をのむ形で暴動は収まりました。 暴動は一時刑務所内の施設の一部に火を放つまでエスカレートしたようですが、16時過ぎにバンコクから駆けつけた矯正局長が、今回の暴動を不問にすると共に待遇改善及び受刑者に暴行を振るった3人の看守の処分を決定する為の専門委員会を設立する事を約束したことで、暴動が収まったようです。 また、受刑者の多くが18歳から22歳までの若者で、また暴動の中心メンバーの中にはヤッラー県ベートン郡内で発生した爆破事件に絡んで逮捕された者を初め、南部国境三県内に於ける一連の不穏な動きに関与して逮捕された者の姿も見られていたようです。 (タイ時間 12:25掲載 20:05最終更新)
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