プレーム枢密院評議会議長は13日、公邸内で面会したヂュラーロンコン大学文学部の教授等に対して、国王の思し召しを旨に常に最善を尽くして国家に奉仕する精神を持って与えられた任務に邁進する事が国家から受けた恩に報いることになると訴えました。 また、現在の政治情勢に対しては強い懸念を表明したものの、憎しみは憂鬱な気分にさせるだけであるとして、自身は常にどちら側にもつかない中立的な立場でいたいと述べていました。 この発言は、政治情勢正常化を期した政治改革に関する学術経験者側の見解及びタクシン暫定首相の政界引退を求める学術経験者側の主張を伝える為に面会を求めた、14日にヂュラーロンコン大学構内で反タクシン体制及び政治改革の推進を掲げた集会の開催を計画している民主主義学術経験者ネットワークやヂュラーロンコン大学道義的民主主義推進ネットワーク関係者を初めとする教授等を前に行われたもの。 一方、タイ・ラック・タイ党は今回の教授等の動きに対して、プレーム枢密院評議会議長を煩わせ、更に同議長を政治的利益の為に利用し、あたかも同議長が政治に関与しているとの誤解を社会に植え付ける極めて不適切な行為であると非難していました。
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