民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は6日朝、プレーム枢密院評議会議長公邸前で、タクシン体制が社会混乱の元凶であるとした上で、これ以上のタクシン体制の横暴を食い止めるよう国王への奏上を要請する公開書簡をプレーム議長の代理人に手渡しました。 公開書簡では、タイ・ラック・タイ党を支持しない南部の国民を政策面で差別し、政府を監視する機能を担うべき独立機関を支配下に置き、更に情実主義的軍幹部人事を進めているタクシン体制が今後も続けば、国家を二分する対立を引き起こし、国民に困難を強いる危険なものになる恐れがあると訴えているようです。 一方、今回のソンティ氏側の動きに対して、タイ・ラック・タイ党法務担当のグテープ・サイグラヂャン中尉は、国民に対してプレーム議長が連合よりであるという印象を与え、更にソンティ氏がプレーム議長の権威を政治的に利用しているとの印象を与える恐れがある極めて不適切な行為であると非難していました。 尚、タイ・ラック・タイ党側は、事実に基づかない記述が為された公開書簡により党の名誉を傷つけられたとして、8日中に名誉毀損でソンティ氏を告訴する方針を明らかにしています。
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