民主党のオンアート報道官は3日、総選挙の公示後に情実主義的な軍幹部人事が行う恐れがあると指摘しました。 発言の中でオンアート報道官は、2005年の総選挙の際に第一次タクシン政権側が軍の幹部を政治的な手段として利用した場合と同様に、今回も何らかの政治的な利益を視野にした情実主義的な人事が行われる恐れがあると指摘した上で、あらためて政府に対して、総選挙公示後の官僚人事に関しては事前に選挙委員会の承諾を得ておく必要があるとする憲法215条第2項の規定に従うべきであると政府側に要請しました。 一方、この話とは関係ありませんが民主党側は3日、あらためて「アピシット体制」の文字が読み取れる広告は民主党とは関係ないことを強調し、広告を掲示しているクレジットカード会社側の広告戦略にとまどいを見せています。もしかすると民主党を選挙違反で陥れるためにタイ・ラック・タイ党側が仕掛けた罠だとか・・・ただ、これがガシコン銀行・ラムサム一族系の会社だったりするとまた話が複雑になるかもです。
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