宅配デリバリーサービスのグラブ・タイランドの調査によると、健康志向の拡大で、低糖飲料(糖度0~75%)の注文が50%増加している。無糖飲料は全体の40%以上を占め、ブラックコーヒーや無糖抹茶(糖度0%)は年間1000万杯の注文があるという。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、食品分野では、筋肉の増強や体重管理をする消費者の間で高タンパク質の料理が人気で、特に「鶏むね肉」を使った料理の注文は年間約330万件。成長率は30%だった。
メニュー検索行動を分析すると、健康的なメニューが人気で、特に「サラダ」や「ヨーグルト」、加工食品を避けた「クリーンイーティング」などのキーワードの検索数が合計で約100万件に達していた。
また、フィットネスブームがスポーツ栄養食品の需要をけん引。電解質飲料やエナジージェル、タンパク質強化飲料・スナックなどが人気で、グラブマートを通じたプロテインシェイクの注文は年間約45万本。増加率は3.5倍だった。
栄養価の高いスーパーフードの人気は年間を通して高く、中でも「ケール」は最も売れた商品で、年間販売量は約80トン。抗酸化物質を含む「ブルーベリー」と、タンパク質とオメガ3脂肪酸を含む「サーモン」が続いた。
一方、配車サービス事業でも健康とフィットネスブームが顕著となった。早朝の公園でのジョギングブームから、バンコクの主要公園への配車リクエストが約5倍に増加。夕方は、会社員が退勤後に運動するケースが増え、ジムやフィットネスセンターへの配車リクエストが約30%増加している。