タイ商務省は、日本で本場タイ料理を味わえるレストランや、タイ伝統の味を守る高品質なタイ食品の証として付与する認定マーク「タイ・セレクト」に、京都と名古屋の4件を新規認定した。
タイ国政府観光庁(TAT)によると、タイ・セレクトの認定マークは「3つ星」「2つ星」「1つ星」「カジュアル」の4種類。各基準を満たした店舗を、同省国際貿易振興局(DITP)が認定する。今回は、京都の「Ayatana」(3つ星)と「Kati」(2つ星)、「ソイギャン」(2つ星)、名古屋の「ゲートウェイ・サイアム」(2つ星)の4件を認定した。
デュシタニ京都ホテルのシグネチャーダイニング「Ayatana(アヤタナ)」は、「洗練された空間と卓越した食体験を提供するタイ料理店」に授与される最高評価の3つ星を日本で初めて獲得。タイ発祥のホテルブランドとして、「タイのDNAを京都から発信する」という哲学のもと、京都の伝統とタイ文化を融合させた、本格的な美食や文化体験を提供している。
デュシタニ京都ホテルのオールデーダイニング「Kati(カティ)」は、「優雅な雰囲気と高品質なタイ料理店」に与えられる評価の2つ星を獲得。厳選食材を用い、色鮮やかで香り豊かなタイ料理を提供。特に週末限定のブランチやハーフビュッフェスタイルのメニューは、地元住民にも好評だ。
ASAI京都四条の「ソイギャン」は2つ星を獲得。「京都とタイの文化が交差する文化交流のプラットフォーム」として、タイ文化を軸にコミュニティ創造や文化発信を目的としたイベントを開催している。
ゲートウェイ・サイアム(GATEWAY SIAM)は2つ星を獲得。フレンチのフルコースのように一皿ずつ料理をサーブする希少なスタイルで、落ち着いたプライベート空間で、上質なタイ料理を楽しめる。