タイ発ホテルのASAI京都四条では、館内のタイレストラン「ソイ・ギャン」の12月限定メニューとして、タイの北部・東北部・中部・南部の4地域の代表的な人気料理を一堂に集めたスペシャルディナーメニュー「タイ4地域のご当地グルメ旅」を提供する。
同ホテルを運営するデュシット・インターナショナルによると、ソイ・ギャンは、タイ商務省が認定する「タイ・セレクト」二つ星を取得している本格タイ料理レストラン。8月から月替わりでタイ国内の地域で異なる食文化を体験できるメニューを提供している。
「タイ4地域のご当地グルメ旅」では、パッタイやトムヤムクンなどの定番に留まらない、奥深いタイの食文化にスポットライトを充てるメニューを提供。北部ペッチャブーン県出身のシェフ・レイが、現地の味わいと日本の旬食材との調和を図り、地域ごとに異なる香りやコク、辛味の余韻を丁寧に仕立てている。
同ホテルは、「一皿ごとに表情が変化し、タイを旅するように味の移ろいを楽しめる構成となっている」としている。
[12月スペシャルメニュー例]
北部:ラープムークア(豚肉と豚レバーのスパイシー炒め)
チェンマイなど北部で親しまれる郷土料理。豚肉と豚レバーを香味とともに炒めた、辛味と旨味の余韻が特徴。もち米(カオニャオ)との相性が良く、北部の食文化を象徴する一品。
南部:ソフトシェルクラブのココナッツ仕立て
プーケットやサムイ島を擁する南部は、海の恵みをいかしたシーフード料理が豊富。柔らかなソフトシェルクラブに、ココナッツミルクのまろやかさが調和する、豊かな味わいのスペシャルメニュー。
中部:ビーフパーネンカレー
首都バンコクやアユタヤで知られる中部地方で親しまれている、濃厚で深みのある定番カレー。タイ本場のデュシットグルメのカレーペーストを使用し、濃厚でクリーミーな味わいとピーナッツの香ばしさ、ココナッツミルクのまろやかさとスパイスの絶妙なバランスを楽しめる。
東北部(イサーン):タイ風スパイシー豚スペアリブスープ
歴史と伝統の文化が息づくイサーン地方を代表するスープ。ライムの爽やかな酸味と香りが、豚スペアリブの旨味とともに広がる、辛味と酸味の調和が印象的な一皿。