ANA ホールディングス傘下のエアージャパンは、2026年3月に運航を停止すると発表した。昨年10月、バンコク~東京線に就航したばかりだった。最終便は3月29日午前0時55分、シンガポール発成田空港行きの予定。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、世界経済と航空業界の変化に対応する「ブランド戦略再構築」計画の一環。グループ全体の資源配分を最適化するため、同ブランドの運航を停止する。機材と人員はANAの国際線事業に統合する。
エアージャパン廃止後、同社の航空会社ブランドはANAと格安航空会社ピーチ・アビエーションの2つになる。成田~バンコク(スワンナプーム)最終便は3月28日発、往路は3月29日発。
同社は9月4日、シンガポール~東京線の11月21日からの増便を発表していた。エアージャパンは現在、成田~バンコク・シンガポール・ソウル路線を運航している。