ノルウェーの格安長距離航空会社ノース・アトランティック航空は、冬季スケジュールでロンドン~バンコク路線に就航した。先月27日には初便のZ0791便がスワンナプーム国際空港に到着し、タイ国政府観光庁(TAT)や空港局代表者らが乗客に記念品を手渡した。
 TATによると、道路線は10月26日から来年4月12日まで運航。10~11月は週2~3便、12~4月は週4~5便に増便し、合計99便を運航する予定。使用機材はボーイング787-9ドリームライナーで、座席は338席。
 TATと同航空会社は、9月から11月にかけて、冬のタイ旅行への需要喚起を目的にマーケティング・プロモーションキャンペーンを共同で実施する。航空会社のデジタルプラットフォームを通じた広告掲載や、ソーシャルメディアコンテストなどを予定している。
 ヨーロッパ地域担当ディレクターのスラッダー・サルティラヴァン氏は、今回の路線拡大と共同マーケティングで、今年末までに113万人を達成し、推定704億6000万バーツの観光収入を見込んでいると説明した。