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　モビリティテックのFlare（東京、以下：フレア） は4日、タイのマヒドン大学と共同で、「自動車・バイク通学の学生の安全運転向上・促進をするPoC（実証実験）」を実施したと発表した。

　同社によると、実証実験では同社のFlare Analyticsアプリケーションを活用する。スマートフォンを通じて学生の運転動態を可視化し、通学時の運転行動のデータを収集・分析。学生の安全運転意識の向上と、交通事故削減を目指す。

　実証実験の実施期間は2週間。マヒドン大学の学生12人を対象に、急発進の回数や急ブレーキの回数、速度超過などの運転動態情報を取得する。

　タイは、アジア地域で最も交通事故による死亡率が高い国とされ、特にバイクを含む二輪車事故が深刻な社会問題となっている。多くの若者が通学・通勤時に車やバイクを利用しており、安全運転の意識向上と交通事故の削減が喫緊の課題となっている。