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　タイ投資委員会（BOT）は、東部チョンブリー県に建設予定のデータセンター事業２件を承認した。投資総額は600億バーツ超。

　マティチョンの報道によると、首相府のサシカーン・ワタナチャン副報道官は14日午前、１件目は米グーグルの親会社アルファベット傘下のクォーツ・コンピューティングが申請。投資額は327億6000万バーツ。

　グーグルは9月30日、タイに10億ドルを投入し、データセンターとクラウド・リージョンをチョンブリー県に設立すると発表していた。稼働は2027年の予定。

　２件目は中国のデータセンター開発・運用会社GDSホールディングスの子会社デジタルランド・サービスが申請。投資額は280億バーツで、チョンブリー県に設立する。稼働は2026年の予定。

　タイはデータセンターやクラウドサービスの重要な投資拠点に位置付けられており、2024年の投資申請はオーストラリア、中国、香港、シンガポール、日本、インド、タイから47事業、投資予定総額は1730億バーツに上る。