タイとマレーシア、シンガポール、メキシコ、フィリピンのIKEAフランチャイズを保有するイカノ・リテール社は、2024年(2023年8月~2024年8月)の収益が前年比1.3%増の約400億バーツだったと報告した。タイ店舗の収益は同3.9%増の100億バーツ以上で、最も成長率が高かったという。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同社は2024年に全商品の85%に当たる約2400品目を大幅値下げすると発表。トラック配送の送料も値下げしていた。
タイの売れ筋は収納関連用品で、特に本棚(BILLY)は3万4000個以上が購入された。
イケアは12年前にタイ市場に参入。バンコク都内に2店舗(バーンナー、スクムウィット)、ノンタブリー県(バーンヤイ)とプーケット県に各1店舗の4店舗を展開している。
シンガポール(3店舗)の収益は同0.6%増の91億バーツ。マレーシア(4店舗)は同4.2%減の110億バーツ、フィリピン(1店舗)は同2.0%減の52億バーツだった。