タイで日本食店を展開するマグログループはこのほど、とんかつ専門店「とんかつ檍(あおき)」のタイにおけるマスターフランチャイズ権利を取得した。ホスピタリティ&グローイング・ジャパン (東京都新宿区)のグループ会社H&G(タイランド)が、とんかつ檍のタイ展開をサポートした。
ホスピタリティ&グローイング・ジャパンによると、年内に1号店をオープンする。とんかつ檍は日本国内で16店を展開。厳選豚肉やサクサクの特製衣、独自の揚げ方、複数の塩で味わうスタイルが特徴の人気店で、「食べログ」が選ぶ「とんかつ百名店」に 2017年から連続で選出されている。
マグログループのエークリット最高経営責任者は、「とんかつはタイ人にとって、日本を訪れた際に必ず食べたい人気メニューのひとつです。そこで、本物のとんかつ専門店をタイに導入し、他にはない魅力を提供したいと考えました。『TONKATSU AOKI』は、揚げ方や素材に徹底的にこだわり、他では味わえない最高のとんかつを提供します。タイのとんかつ市場はまだ競争が少ないため、これから大きな成長のチャンスがあると期待しています」とコメント。
とんかつ檍を運営するFINDの倉本哲代表取締役は「この提携に非常に自信を持っています。MAGUROと共に、サクサクでジューシーなとんかつをお届けできることを楽しみにしています」と述べている。
H&G(タイランド)は、とんかつ檍に代わりタイにおけるパートナー募集や契約交渉、仲介などをサポートした。