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　AGC（東京）は、耐熱ガラス食器などを製造するグループ会社AGCテクノグラス・タイランド（チョンブリ県、以下ATGT社）の生産活動を、2024年末を目途に終了すると発表した。

　同社によると、ATGT社は同県のアマタシティ工業団地で、耐熱ガラス食器や理化学実験用ガラス、工業用チューブガラス、プロジェクター用部材などを製造・販売。製造コスト増加などの影響で業績改善に至らず、生産活動の終了を決定したという。

　同社は、サプライチェーンへの影響が無いように努め、手続きを進めていくとしている。

　同社は1995年設立。2023年度の売上高は34.4億円で、従業員は約500人。