タイの商業施設開発大手セントラル・パタナ(CPN)は28日、南部ソンクラー県のショッピングセンター「セントラル・ハートヤイ」に、南部初のMUJI店舗をオープンしたと明らかにした。
同社マーケティング最高責任者のナッタキット氏は、「ソンクラー県の総生産(GDP)は2億4300万バーツで、南部最大の経済規模を誇る。人口143万人の1人当たりの平均年収は約14万5000バーツだ」と述べた。
また同県はマレーシアと国境を接しているため、MUJI新店舗はタイ人とマレーシアからの旅行者にとって、強力なランドマークとなる可能性があると語った。
MUJIセントラル・ハートヤイは、シンプルでナチュラル、日本文化の要素を取り入れたコンセプトで設計され、衣料品や家具、文具、日用品など約3000点の商品を取り扱う。旅行アイテムを扱う「MUJI to GO」や、健康と美容のコーナーもある。
菓子・インスタント食品コーナーは、バームクーヘンやイチゴのチョコレートがけ、どらやきなど、日本の菓子を揃えている。
コーヒーコーナーでは、コーヒーなどの飲料を60バーツから提供。日本の菓子やケーキも49バーツから販売する。