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　トヨタ自動車は20日、子会社のダイハツ工業を巡る安全性認証不正問題について、新たに25の試験項目で174個の不正行為があったと発表した。不正行為が確認された車種は、生産・開発中の国内向け28車種・1エンジン、海外向け16車種と、生産終了した20車種・3エンジン。カオソッド・オンラインによると、トヨタ・モーター・タイランドは、タイで販売中のミニバン「VELOZ」の販売を一時中止する。

　トヨタ自動車の発表によると、20日時点で不正行為が確認されたタイ向け生産・開発中の車種は、「AVANZA」と「VELOZ」の2車種。

　調査結果を受け、ダイハツは国内外で生産中の全開発車種の出荷を一時停止すると決定。トヨタ自動車も該当車種の出荷を一時停止する。

　ダイハツを巡っては今年4月と5月、側面衝突試験におけるドアトリムへの不正な加工と、ポール側面衝突試験における左右データ入替記載の不正が確認され、第三者委員会による類似案件の調査が行われていた。