相鉄不動産(横浜市西区)は19日、タイの大手不動産開発オリジングループの中核企業オリジン社と共同で、タイの首都バンコクの低層分譲マンション「ジ・オリジン・パフォン57」の開発プロジェクトに参画すると発表した。相鉄不動産が参画する海外分譲住宅事業は4件目。
同物件は、バンコク都北部のバンケーン区ビクトリーモニュメント地区のパフォンヨーティン57通りに立地。土地面積は約4600平方メートルで、地上8階建ての2棟構成。総戸数は432戸。住宅の延床面積は23~34.5平方メートル。
マンションのコンセプトは「ペットフレンドリー」。2棟のうち1棟の屋上には、ペットと触れ合う公園スペースを設置。中間所得層をターゲットに、若年層を中心に高まる室内ペットニーズに対応する。共用施設として、プールやフィットネスジム、ラウンジも併設している。
周辺は、基幹道路の国道1号線沿いで、スカイトレインBTSスクンビット線の沿線として利便性の高い郊外住宅地。モノレール「ピンクライン」の開業で鉄道3路線が利用可能となり、利便性が一層高まる注目エリアとなっている。