東急不動産(東京都渋谷区)は4日、タイ子会社TLTHを通じ、タイ不動産開発大手オリジン社と子会社のワンオリジン社がバンコクで進める複合施設開発事業「ウドムスクプロジェクト」に参画すると発表した。
複合施設は、バンコクスカイトレインのウドムスク駅から徒歩3分の立地。敷地面積は約4400平方メートル。地上39階建てで、ホテルとオフィスで構成する。着工は2024年7月、竣工は2026年11月の予定。
ホテル・サービスアパートメントエリアは、仏ホテルチェーン・アコーホテルが手掛ける上級ホテルブランド「グランドメルキュール」の計337室。オフィスエリアは約6000平方メートルの予定で、柱を極力排した空間を設計。自由度の高いオフィスレイアウトが可能なビルとなる。
ウドムスク駅周辺を含むバンナー地区は、スワンナプーム国際空港や大規模コンベンションセンターと近く、MICE需要の旺盛なエリア。同事業への参画で、同社のタイ事業は計10物件となる。