カーボンクレジットの創出・販売を支援するスタートアップ企業、グリーンカーボン(東京都港区)は13日、水田のメタンガス排出削減へ向け、タイの精米機・農機製造CLPエンジニアリング(パトゥムターニー県)と、パートナーシップ連携に関する覚書を7日に締結したと発表した。
CLPエンジニアリングの契約農家の水田に、水を満たした状態と、乾燥した状態を数日置きに繰り返す間断かんがい(ADW)の実装を目指す。AWDにより、土壌中のメタンガスを生成する細菌の活動を抑制し、排出を抑制できるという。また、水田での水使用量も削減できる。
2024年2月から、CLPエンジニアリングが所有する約20ヘクタールのほ場で実証をスタート。実証結果をもとに、タイ全土の農地約900万ヘクタールへの普及を目指す。CLPエンジニアリングは、実証場の確保とAWDの運営・管理、水位やメタンガス計測機器の開発を担当する。
また、タイの稲作生産システムの改善・効率化のため、CLPエンジニアリングが開発する温室育苗システムや精米機を農地に導入し、タイにおけるコメ生産量と品質向上を目指す。