レストラン運営会社のザ・マイナーフードグループは、「デイリークイーン」「ガガ」「ピザカンパニー」「スウェンセンズ」「シズラー」などの海外フランチャイズ店舗を2029年までに4500店に拡大すると明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社はフランチャイズ展開に重点を置いた「成長への情熱」戦略を説明。2029年までに総店舗数を4500店まで拡大する計画だ。
同社は現在、24カ国で約30ブランド2700店を展開。その内フランチャイズは1300店で、全体の48%を占めている。同社は、2029年までにフランチャイズを約2500店、全体の56%まで引き上げる方針。
同社の最高事業開発責任者タニャチェット氏は、「タイを含む世界中で食品・飲料事業が回復し、拡大を続けている」と話し、消費者行動は急速に変化しているため、ビジネスの継続的な適応が求められると語った。
同社は、国内フランチャイズブランド、「ボンション」「デイリークイーン」「ガガ」などを強化する方針。深夜に食事を摂る都市の消費者の需要に応え、新形態の単独モジュール型「デイリークイーン」の展開を目指す。
また海外での展開も拡大し、インドネシアで展開する「デイリークイーン」「ガガ」や、中国、シンガポール、オーストラリア、日本、CLMV諸国(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)、中東などで展開する「ピザカンパニー」「スウェンセンズ」「シズラー」「ザ・コーヒークラブ」の支店の出店を加速させる方針。
また同社は、手頃な価格のステーキを求める消費者をターゲットにした新ブランド「The STEAK&MORE」の立ち上げも明らかにした。