三菱自動車は、8月10~20日にインドネシアで開催される第30回国際オートショーで、新型コンパクトSUVを世界初披露する。同社はこのほど、新型車のデザイン映像を公開。プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、インドネシアで生産し、年末から来年初めにタイで販売開始する予定。
三菱自動車によると、新型車はアセアン地域のニーズに応え、荒れた路面でも安心して走行できる222ミリメートルの最低地上高を確保。路面状況に応じて選択できる4つのドライブモードがあり、初採用のウェットモードでは、激しい降雨による冠水路でもハンドルが取られにくく、不安なく走行することが可能だという。
また報道によると、新型車はガソリンエンジンを導入しているが、将来的には、タイ市場向けにハイブリットエンジンや電気自動車(EV)仕様で導入する予定。
同社取締役の小糸栄偉知氏は以前、タイをEV生産拠点として利用すると述べていた。同社はタイ投資委員会(BOI)の許可を既に取得。技術面では人気車種のEV化が可能で、今後は市場ニーズに応じてEV化やハイブリッド化を検討していくという。
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