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　温室効果ガスの排出量算定などを支援するソリューション「zeroboard」を提供するゼロボード（東京都港区）はこのほど、タイの泰日工業大学 (バンコク)と産学連携による脱炭素化推進に向けた包括協定覚書を締結したと発表した。

　同社は覚書締結により、教授や学生への脱炭素に関する知識の提供や、「zeroboard」を活用した大学組織の温室効果ガス排出量の算定・可視化などのプロジェクトを実施する。また泰日工業大の学生や卒業生を、Zeroboard (タイ)のインターンや社員として採用を進め、脱炭素に向けた次世代の人材育成を推進するという。

　泰日工業大学は、日本の産業技術移転を目的に2007年に開学。産業界で需要の高い分野 (ICT、自動車、電機・電子、生産技術)の教育を重視し、日本のものづくりに直結する、実務かつ実践的な技術と知識、言語を備えた学生を育成している。