タイ不動産開発のMagnolia Quality Development Corporation(MQDC)は20日、バンコク都バーンナー区で開発中の複合施設「The Forestias」に、テーマ型デスティネーション「ハピタット(The HAPPITAT)」を建設すると発表した。
敷地面積は約9ヘクタール。総床面積は約21万1000平方メートルで、建物は3棟。The Forestiasの中心にある4.8ヘクタールの森のほか、庭園、遊歩道、飲食店などの店舗、学習・娯楽施設、文化・社会施設、科学博物館などがある。The Forestias開発責任者のKittiphun Ouiyamaphun氏は、ハピタット投資額は約5億ドルで、建設とその他の準備は約70%完了していると述べた。
同社Storied PlaceプレジデントのOrada Kerdhong氏は、「一年中楽しめる屋内外のアクティビティ、豊かなライフスタイルの追求、そして将来的にはバーチャルリアリティ体験の多面的な統合により、訪れるたびに新しい体験ができる場所になる」としている。
The Forestiasは自然との共生をテーマに、住宅・ホテル・商業施設などで構成される複合施設。プロジェクト面積は約39.1万平方メートル。三井住友銀行が5月24日、MQDCへの出資を発表していた。