ネットで買い物をする際、つい気にしてしまうカスタマーレビュー(商品評価)。実際に店舗に並ぶ商品にも「星4.5」などと付いていたら便利かも?
バーチャルと現実を融合した電子機器などの開発を手掛けるトラース・オン・プロダクト(神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO 藤吉英彦)は、カスタマーレビューを表示する電子端末「店舗の星」を開発。タイでドンドンドンキ(DON DON DONKI)を運営するドンキ現地法人と協力し、2店舗で効果を測る共同実験をした。2023年春を目処に本格導入するという。
実験はバンコクのトンロー店と、中部チョンブリー県のジェイパーク店で、9~10月の1カ月間行われた。小型の電子表示機器「店舗の星」が各商品に取り付けられ、商品評価を表わす数値や星などが表示されている。ドンキ現地法人が顧客から取得しているカスタマーレビューを、インターネットを通じて「店舗の星」に送信しているという。
トラース社によると、商品評価を表示した効果で、前週比で2倍以上の販売増につながった商品が複数あり、棚全体の商品の売れ行きが大幅に伸びる効果があった。一方で評価が低いものに関しては、販売が低下する結果も見られたという。
ドンキ現地法人の担当者は「味が分からないものを購入する際に、お客様の背中を押している効果があると感じた。店舗の星による販売促進効果は確認する事ができたが、点数による影響については引き続き検証してみたい」としている。トラース社は「店舗を活性化させる端末を目指し、引き続きドンキ現地法人と検討を進めていく」と話した。