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　日本ゼオンは、アクリルゴムの製造および販売拠点としてタイに子会社ゼオン・ケミカルズ・アジア（仮称）を設立し、中部ラヨーン県に工場を建設することを決定したと発表した。

　パワートレインの電動化が進む一方、世界の内燃機関搭載車の伸びとターボ搭載車比率の高まりによって、アジア地域を中心に、アクリルゴムの需要の増加が見込まれているとし、現地に拠点を設立することを決めた。

　この新会社の資本金は１２億５０００万バーツ（約４１億６０００万バーツ）、日本ゼオンが１００％出資する。