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　業務用音響機器などを販売するヒビノは５日、連結子会社の日本音響エンジニアリング（ＮＯＥ）がタイに音響実験施設の設計・施工する子会社ＮＯＥアジア・パシフィックを設立したと発表した。

　ＮＯＥは、自動車関連企業向けに音の研究開発を行うための実験施設（無響室・残響室など）の設計・施工・計測機器やソフトウェアの提供、運用支援、自動車用音響内装材開発のた めの計測・予測サービスを行っている。

　タイはＡＳＥＡＮ地域最大の自動車工業国で、今後も成長を続ける見通しであることから、タイに研究開発拠点を設置して設計・開発機能を拡充しており、実験室や計測機器市場の需要が高まっているとして、子会社の設立を決定した。

　資本金は２００万バーツ、今月５日に設立、今年４月１日から事業を開始する。資本金はＮＯＥが４９％、ＭＨＣＢコンサルティング・タイランドが４８％出資している。