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　ＵＡＣＪは、タイ中部ラヨーン県アマタシティー工業団地にある１００％子会社のＵＡＣＪタイランドが、アルミニウム板材の一貫生産を開始した。

　同社のラヨーン製造所は、世界最新鋭の製造設備に最先端の技術を導入し、高品質とコスト競争力を両立するアルミニウム板製造のアジアでの基幹工場となっており、年間２０万トンの供給体制を確立し、将来的に年間３０万トンの生産体制を実現させ、確実な成長が見込まれる東南アジアとその周辺地域や、北米、中東、アフリカなどにアルミニウム板製品を供給していくそうだ。

　２０１２年３月にラヨーン製造所の建設に着手し、１４年１月より冷間圧延から仕上げ加工にいたる下工程の第１期操業を開始。１５年８月に鋳造から熱間圧延までの上工程の建設を完了し、一貫生産を開始した。