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　住金物産株式会社は１４日、ＡＳＥＡＮの日系企業を中心とする旺盛な鋼板需要に対応するため、タイにある100％子会社のコイルセンター、エスビー・コイルセンター・タイランド（ＳＢＣＴ）に新工場棟及び新ラインを建設することを発表した。

　ＳＢＣＴは、タイ国内の電気・自動車メーカーなどの需要に支えられ、フル稼働状態が続いているとし、今後さらなる鋼板需要の高まりが予想されるため、工場棟を新たに建設し、大型レベラー、大型スリッターを順次増設することとし、今年１月に新工場棟建設に着手したとのこと。

　今回の新ライン建設で、加工能力(ブランキング等二次加工含む)は、月当たり1万トンから１万８０００トンに大幅に増強される。