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　株式会社神戸製鋼所は先月３１日、タイ最高裁で審議されていた模倣品製造販売業者による商標権侵害に関して、同社の勝訴が確定したと発表した。

　同社は、社名の「ＫＯＢＥ ＳＴＥＥＬ」や「ＲＢ－２６」などの商標、赤黒のパッケージデザインなど、長年の事業活動を通してタイを含めた東南アジアの業界において確固たる認知度を誇ってきたが、模倣品が出まわりマーケットに混乱をもたらしたことから、２００５年にタイ中央知的財産国際取引裁判所（ＩＰ＆ＩＴ裁判所）に模倣品業者を提訴し、０７年１０月には、同裁判所において被告の行為の商標権侵害を認める判決が出ていたという。

　今回の判決は、ＩＰ＆ＩＴ裁判所の判決を再確認するもので、改めて模倣品製造販売業者の違法性を認めるものとなったとのこと。