SENA DEVELOPMENT (SENA)社の取締役のケーサラー女史は、今年度の売上は前年度の12億バーツから横ばいであるとの予測。内訳は、一戸建の売上が60%コンドミニアムの売上は40%だと予想している。
今年度の売上の成長率が0%に近い水準で推移する要因として、08年末の世界的経済不況の影響で、今年度予定していた総額16億2000万バーツの新プロジェクト3つを凍結した点をあげている。また、今年純利益率が前年度から21%程度低下し、同時に売上総利益率が前年付40%より減少する見通しを述べている。理由として、コンドミニアム販売の利益が一軒家より低く、今年度はコンドミニアム売上が前年より増加傾向に有り、年初に同社は売上促進をするためのプロモーション実施し、利益率が低下していると説明。今年度下期には、3つの新プロジェクトの販売開始を予定している。来年度の業積に関し、総額20〜30億バーツとなるプロジェクトを実施し、2010年の総売上は17〜18億バーツになると予想している。
ちなみに、7月16〜17日に同社は2億株(額面価格:1バーツ/株)を発行しSETに上場する予定。募集した資金は土地買収に利用する。現在の同社D/Eレシオが0.5〜0.6倍となっている。