タイ首都圏警察交通課パーヌ氏は12日、08年12月30日から09年1月11日の期間でのバンコク都内30交差点の信号無視に関する統計を発表した。違反行為の件数は3万6642件でこのうち最も多かったのは約60%がタクシーによるものだった。続いて約30%が自家用車、ピックアップトラックによるもの、残り約10%がバイク等。
一番違反行為が多かった交差点は、バンマー交差点、続いてバンケーク交差点、ウルポン交差点となった。また一番違反行為が多かった時間帯は深夜22時から1時。同氏によると、これはドライバーが警察の監視していない時間だと思い込み信号無視をしたのだろうという。
同氏は既に違反者2万3070人に罰金を請求したと述べた。その他明確に違反者のナンバーがわからなかったものについては罰金の請求を行わないとしている。