現在反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)によって閉鎖を余儀なくされている、スワンナプーム国際空港やドンムアン空港を管理するエアポーツ・オブ・タイランド(AOT)とPADが、スワンナプーム国際空港の再開に向けて共同委員会を設置し交渉を開始する方針であることが明らかとなった。
AOTからの提案は、空港再開に向けての第一段階として、PADによる集会の妨げにならない範囲で、一部エリアの返還を求めているという。今後テクニカルスタッフと同空港長で話し合いをする予定ではあるが、もしPADが一部エリアの返還を認めたら、3時間以内にテクニカルチームを引き連れチェックを行うという。
PADによると、同空港は運航の再開に時間がかかるほどの損害は与えていないとした上で、12時間以内に運航を再開できるのではとの見解を明らかにしている。