タイ地元紙によると、アユタヤ県プラナコーンシーアユタヤ郡の文具店で殺人事件が発生した。タイ地元警察が知らせを受け現場に向かったところ、同文具店2階にある本棚の横でタイ人女性(46)がナイフでメッタ刺しされ死亡していた。検死によると、全身にナイフで刺された痕が16箇所あり、特に頭部を中心に傷が多かったという。
容疑者はタイ人男性(48)で、元々タイ北部カムペーンペット県でお坊さんをしていたが、辞めて被害者と結婚した。当初はとても仲睦まじい生活をしていたが、果物の漬物販売を妻の8000バーツ投資で開始したが、売れ行きが伸びずうまくいかなかった。それから妻は人が変わったかのように、激しく叱責され喧嘩が絶えなくなったという。
その後容疑者は妻に加え義母にまで叱責されるようになり、家から追い出された。そして容疑者は再度話し合いをするため妻に会いに行ったところ、頼りない夫だったから新しい夫を探すと言い出したため、頭に血が上り果物ナイフでメッタ刺しにしてしまったという。