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　２４日、タイ南部ナコーンシータンマラート県で、父親に強姦され妊娠したある少女が助けを求めていることがわかった。

　タイ地元紙によると、被害者の少女（１５）の家庭は、父親による家庭内暴力が理由で父親と母親が離婚、３人いた子供は全員母親が引き取り育てられていた。

　バツイチとなった少女の父親はある女性と再婚したが、うまくいかず再び離婚した。その後父親は少女の母親に、少女１人だけでも引き取り一緒に生活したいと切り出し、今年の初め頃から一緒に生活を始めた。

　父親は、少女と二人だけの生活が始まると態度を豹変させ、覚せい剤を使用するたびに少女を強姦し始めたという。少女が母親に助けを求めた時には、すでに妊娠していたとのこと。

　これを知った母親が少女とともに地元警察に助けを求めるも、証拠不十分と言われ捜査をしてもらえなかったため、メディアに告発し事件が明るみに出ることになった。

　一部の情報では、この父親が地元警察に多額の賄賂を支払い、事件をもみ消すよう依頼していたそう。