タイ地元紙によると、ナコーンシータンマラート県プロムキーリー郡の女性富豪宅にて家主の女性(72)が寝室のベッドの上で仰向けに死亡しているのが発見された。検死報告によると、死亡していた女性は右こめかみに刃物で刺された傷2箇所、後頭部に刃物によって切られた傷が2箇所、両腕が骨折していたことから、何者によって殺害され死後約5-6時間経っていた。
第一発見者は被害者の娘(49)とその親戚で、被害者女性宅の近くに住んでいたが、いつになっても起きてこないことから、見に行ったところ既に死亡していたという。
タイ地元警察によると、被害者女性は就寝中に強盗目的で複数人が裏口から侵入した。異様な物音に気付いた女性は起き上がり、強盗犯と遭遇し揉み合いになったため殺害された。その後犯人達は被害者女性の資産を奪い逃走したとみている。
被害者女性は同郡にてパラゴム園の大地主であったこともあり、約2ライ(3200㎡)の土地に大邸宅を建て1人で住んでいた。