今日(25日)、タクシン元首相に対しテロリスト容疑で逮捕状が出た事を受け、タクシン元首相はツイッターで反論した。
元首相はツイッターで、「私は嘘の証拠でテロリスト容疑をかけられた。メディアを使い一方的に私を共産主義者呼ばわりし、王室転覆を目論んでいるとの濡れ衣を着せ、今度はテロリスト扱いした。これは過去の事件(政府が市民を虐殺した1976年10月6日事件)の時と同じだ。」とつぶやいた。
この他、同氏は現政府に対し、「私はこれからのタイはどうなるんだろうかブンミーおじさん(※)に聞いてみたい。なぜなら今のタイは、口では和解したいと言うが、内心では極悪非道で、何の道徳もなく、独裁政権あるのみだからだ。」と述べ、他にも、「現在の政府は大勢の市民を虐殺したが、民主主義を求める者をテロリストと呼び私を訴える事により原告になろうとしている。すばらしい政府だ。」「タイ国民は、軍事政府ではない政府にするため再選挙を要求しただけだが、逆に殺されテロリスト扱いされた。」などとも発言している。
※ブンミーお爺さんとは、今年の仏カンヌ国際映画祭で金賞を得たタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の映画「ブンミーおじさん」に出てくる人物。