タイ地元紙によると、現在海外でタイ料理店を展開している店が、タイ米が品薄などの影響で高騰しており、市場での購入が難しくなっているため、営業時間を削ったり、休日を増やしたりして、経営が圧迫されている店があることがわかった。そのためタイ政府貿易センターを通じ、品薄による米価格の高騰を、対応してもらいたいとの苦情が出ている。
同センターは商務省に、この問題が長期化すると、海外で展開するタイ料理店などに悪影響が出るため、現在同省が進めている「Thai Food to World」というプロジェクトにも影響が及ぶため、早急な対策を要請したという。今後この問題が長期化すると、タイ料理店で使う米がタイ米ではなく、ベトナムやカンボジアなどの他国の米を使われる可能性もあるため、早急な対策が必要だとの見方も出ている。