タイ地元紙によると、タイ・サムスン・エレクトロニクス社副社長のアナット氏は、液晶テレビなどの薄型テレビの売れ行きが好調だったため、同社の第1四半期のAV機器分野の売上が、前年同期比40%増の成長をしたことを明らかにした。また今年下半期に開催される北京オリンピック、ユーロ2008サッカー大会などスポーツイベントの影響で、下半期のテレビの売上高が30%増を見込んでいるという。
今年は液晶テレビが前年比117%増、スリムテレビが同150%増に成長するのに対し、ブラウン管テレビが同26%減となるとの見通しだ。ブラウン管テレビに関しては今後2−3年内に市場が消えるだろうという。
同社は今年10億バーツを投じ、PRなど販売促進を積極的に行うと共に、年内にAV機器の新製品を100種以上を順次発売していくという。