タイ証券取引所(SET)は3月17日から22日の日程で日本国内にてロードショーを行なった。証券会社及び機関投資家、報道機関等と意見交換の機会をもち、より多くの日本人投資家がタイ証券市場に参加できるよう期待していると述べた。
今年度の主なスケジュールとして、タイ国内個人投資家向けの大型減税による市況の活性化や、企業の新規上場促進のための減税処置、大規模インフラ整備事業計画(メガプロジェクト)等を予定していると述べた。タイ国内個人投資家向けの減税措置には日本においても大きな成果を上げた政策であり、タイ国内においても同様の結果をもたらす事を期待しており、企業の新規上場については今年度は大型のものを5社、全体で37社を超える予定である事を明らかにし、スラポン副首相兼財務相は3月末日に来日し国際協力銀行(JBIC)と今後予定されているメガプロジェクトの一つであるバンコク鉄道建設事業に関して融資協定を結ぶ予定であると述べた。